
ワインのペアリングや日本酒のブラインドテイスティングなら、体験済みの人も多いはず。五感を刺激し、知的好奇心を満たす大人ならではの遊びのひとつですが、今回の主役は、日本茶。数百年の伝統を持つ、「茶歌舞伎」を現代に蘇らせ、さらに進化させた企画です! この茶歌舞伎は、いわゆる茶道から連想するような堅苦しさはまったくなし。クイズ感覚で楽しく遊びながら、日本茶の奥深さを知るゲームのような趣です。実はこれまで、5種類の茶葉の種類を当てる茶歌舞伎を楽しんだ後にティーペアリングのランチがついたプログラムを実施し、たくさんのエピキュリアン会員に楽しんでいただきました。今回はその進化版が登場です!
鎌倉時代から南北朝の武家文化で花開いた茶歌舞伎は、日本茶の味や香りを見極めて茶葉の種類を当てる遊びで、闘茶とも呼ばれます。簡単に言うと、花・鳥・風・月・客に割り当てられた5種類のお茶を味わい、それぞれの産地と銘柄を当てるブラインドテイスティング。目の前で丁寧に淹れられたお茶の味わいは個性豊か。感性を研ぎ澄ませながら正解を探るというゲーム性も相まって、大人の知的好奇心を刺激する面白さです。これまでは緑茶4種類とほうじ茶1種類を当てる、つまりほうじ茶はサービス問題だったのですが、今回は緑茶、しかも新茶を5種類ご用意し、一段階ハードルを上げました! 茶歌舞伎で盛り上がった後は、「お抹茶を美味しく点てる選手権」です。はじめにお茶の達人から美味しく点てるコツを教わります。そして、参加者それぞれで抹茶を点てる。全員が飲み比べして最後に達人から総評をいただき、一番上手な人には素敵な賞品が! 同じ条件で点てる抹茶なのに、点て方で味がまったく変わることに驚きます。日本茶の奥深い魅力に触れた後は、一汁三菜のランチとティーペアリングで和気あいあいとゲームや選手権の感想を話しながらお食事してください。
会場となる「HIGASHIYA GINZA」は、現代の“日本のティーサロン”をコンセプトに、2009年に銀座にオープン。日本の伝統的な美意識を日常の中に再び取り戻したいという想いを込めて“日々の菓子屋=日果子屋”と名付けられました。日本各地から厳選した30種類以上の茶と甘味、食事を取り揃え、日本の季節感や生活に根ざした心の豊かさに触れられる場になっています。なかでも、今回は6名だけの茶室をご用意。凛としたカウンターで催されるこの会は、エピキュリアン会員だけのクローズドイベントです。この特別な体験を通して、新たな日本茶の嗜み方を持ち帰れば、明日から違う気持ちで毎日を始められそうです。東京・銀座の真ん中で、ひと時の典雅な余裕を一服の日本茶とともに。遊び心あふれる贅沢な昼下がりをご堪能ください。
他では手に入れられない、
会員のためだけに仕立てられたプログラムをご提供します。
※コア会員は招待制となっております。入会にはコア会員からの招待コードが必要です。