事の始まりは、エピキュリアンで開催した「心身のベストバランスを体感する本当の薬膳と呼吸瞑想のコラボディナー」が盛況のうちに終わり、参加者を送り出した後のこと。薬膳を担当したNPO法人全日本薬膳食医情報協会理事長の薮崎友宏シェフがひとこと。「算命学って知ってますか? これも薬膳と結びつけられますよ」。算命学とは古代中国に発祥した運命学で、四柱推命はその簡易版といわれる、恐ろしく複雑で、限りなく森羅万象を読み解けるという、大変な学問。中国で政治や戦に使われてきた歴史を持っています。西洋占星術や四柱推命、九星気学よりも普及していないのは、それを習得するのがとてもとても難しいから。なのに、薮崎シェフは算命学鑑定士の資格を持っていることが判明! そして、薬膳も、算命学も、基本になるのは陰陽五行の木・火・土・金・水(もっかどごんすい)と十干十二支。「これは面白いことになる!」とその場で企画会議が始まって……算命学で鑑定した個人の宿命から、食べたほうがよい薬膳を導き出す、という特別な宴が完成したのです。案の定、瞬く間に定員になり、ひとりひとり、結果に合わせたディナーを楽しんだのです。とはいえ、全員分の鑑定をするのはとても時間と労力が必要。簡単に「次はいつ?」とはいかなかったのですが、今回、ついに再び開催することになりました!
算命学でその人を鑑定する側面はとても多角的。生年月日をもとにしているので、いわゆる占星術ですが、空の星座ではなく、十干十二支を使います。そこから、何歳刻みで運命が回るかを知る「大運」や、どんな生き方や働き方をすると自分の本来持っているエネルギーに合っているのかがわかる「八門法」、自分を守ってくれる「守護神」や避けたほうがいい「忌神」の存在など、10種類以上の鑑定方法があるんです。そして、それぞれの鑑定が見事に関係し合っているという、極めれば極めるほど、運命でもなんでも見通せてしまう、ちょっと恐ろしささえ感じる学問です。今回は、参加者それぞれに4種類の鑑定を行い、その結果と解説が書かれたペーパーを当日お渡しします。いかんせん、おひとりずつに鑑定の説明をするとなると2時間以上かかる。そこで食事前に、それぞれの鑑定方法の特徴や、ペーパーに書かれていることを理解するための解説を薮崎シェフにしていただきます。
「算命学と薬膳はともに、陰陽五行がもとになっています。だから、鑑定結果でそれぞれの人が食べる料理を変えられれば、料理でその人のエネルギーを増幅させることができるんです」と薮崎シェフ。ということで、コース料理の半分は、個人に合わせた料理を出していただけるとのこと。さらに食後、時間が許す限り、個別鑑定の質問にも答えていただけることになりました! 身体にいいもの食べる。でも実は、人によって「いいもの」が違う。その「人による違い」を算命学で鑑定する。ウェルネスに関心の高い人はご存じかもしれませんが、一見、非科学的なことが実は強かったりします。自分を知り、自分にとっていい食べ物を知るレアな体験。ぜひ、ご参加ください。
他では手に入れられない、
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