「エピキュリアンの皆さまに自信を持ってご紹介します」と、教えてくださったのは、フランス各地の有名ブランドや新進気鋭の造り手たちから絶大な信頼を得ているアオセフランスさん。日本であまり知られていない素晴らしいシャンパーニュなどを直接輸入しています。過去にご紹介いただいた2商品の日本への入荷が厳しくなり、販売中止を余儀なくされていました。シャンパーニュ界隈もなかなか激動の様子。待つこと数ヶ月。アオセフランスさんのあくなき追求の末、また新たにかなりのレアものをご紹介いただきました! 今回も、そのブドウづくりが劇的にユニークなメゾンが造った、ナチュールのなかでもかなりマニアックな逸品。「ナチュール? あんまりいい印象ないなぁ」という方が驚く逸品です!
今回ご紹介する「ランブロ アンチュイション・ナチュール」の特徴はまず、畑。普通のシャンパーニュとはかなり違います。除草剤ゼロ、牛の堆肥を使用、雑草をあえて生やすというビオディナミ農法に加え、畑に鶏を放ち虫を食べてもらったり、肥料を「落として」もらったり、雑草やブドウ以外の果樹を植えたり。これが何を意味するか? ランブロの畑は1ヘクタールあたり100種の植物や樹木が茂る、他とは比べものにならない生物多様性の高さを誇ります。結果、ブドウは根を地中深く伸ばして地下のミネラルを吸い、味に厚みと奥行きをもたらします。また、多様な植物=酵母や微生物が多様なので、味に複雑さが出る。すると、ドザージュゼロでも成立する「ナチュラルなのに精密で、立体的」なシャンパーニュができあがる、というわけです。この畑、想像するだけでも楽しそうですよね。
ランブロは先代まで、ドザージュとステンレスタンクで造る飲みやすさ重視の「地元消費型RMシャンパーニュ」でした。ところが当代のアレクサンドルが完全に別物に移行させます。泣く子も黙るカリスマ生産者ジェローム・プレヴォーに師事し、畑には先述したビオディナミやアグロフォレストリーを導入。醸造には、ドザージュゼロに加え、樽発酵・樽熟成や自然酵母を導入します。そして、ブドウの使い方も劇的に変化。それまで補助品としての役割だったムニエを主役に。結果「柔らかいのに骨格がある」「果実が立体的」「抜栓後も衰えない」と評判を呼ぶようになります。現在も評価は爆上がり中で、先代の「ほぼ無名」フェーズから10年で完全に「割り当て銘柄」の入手困難フェーズへ突入。「ポスト・プレヴォーの有力株」として世界中に認められました。今後は価格もどんどん上がり、レストランでしか飲めないボトルになる可能性も。買える期間は短いかもしれませんので、お早めに!
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