
四季折々の味を楽しみながら、和食の奥深さに皆さんが驚きの声をあげる「乃木坂 しん」の夕食会。毎回、完売御礼で、エピキュリアンの定番イベントになっています。大将の石田伸二さんは、有名な徳島の料亭や銀座の星付き和食店の料理を任されたキャリアの持ち主。素材そのものの持ち味をかけ合わせた独創的な料理は、美食家たちからも高く評価されています。昔から日本人が季節ごとに食べてきたものには意味がある。それを石田さん独自の「今まで食べてきたどの料理でもない!」と感じられる仕立てで毎回、提供していただいています。開催時期は初秋。ちょうど夏の素材の名残と、秋の素材の走りが交差する時です。いったいどんな「驚き」が待っているのか? 今のところ、鮑、天然鰻、鱧……といった素材が予定されています。それらがいったいどんな料理になるのか? 既成概念にとらわれずに、期待を軽々と超えてくるのが、「乃木坂 しん」。エピキュリアン特別コースで未体験の味を堪能してください。
前回の初夏の宴では一見、焼いた稚鮎が登場。「なんだ、普通じゃないか」と思われた方、違うんです。稚鮎の部位ごとに調理法が違う。アタマは揚げ物、胴体は焼き物、しっぽは干物になっている。ひとり2尾ずつだったのですが、全員「もっと食べたい!」。こんな工夫を凝らした料理の奥にある哲学「は極力、調味料を使わない」。だから、1コースで10皿出ても「舌が疲れない」と食通の間でも評判です。探究の果てに見つけ出した食材の組み合わせは独創的で、例えばお造りも醤油が添えられません。今回は名残の鮑を使った水貝と鮑素麺、天然鰻の炭火焼き、鱧と玉ねぎの煮物などが予定されていますが、「こんな食べ方は初めて!」と驚かれることでしょう。何の出汁を使っているの? どう調理しているの?など、次々に石田さんに質問が飛ぶのもこの会のいつもの光景。謎解きを楽しむように、ぜひ、じっくりと味わってみてください。
日本酒だけではなく、シャンパーニュやワインのバリエーションが豊富なのも「乃木坂 しん」の大きな魅力。数々の名店を歴任してきたソムリエの飛田泰秀さんと店主の石田さんは、務めていた銀座の星付き和食店のパリ進出で、その評判を築きあげた同志。その当時から、食への理想やビジョンを共有し合い、2016年に共同で「乃木坂 しん」を立ち上げたそうです。だからこそ、ふたりならではのマリアージュが実現できていて、これまで訪れた皆さんが口を揃えて「面白い組み合わせだった!」「他の店では体験できないよね!」と絶賛。当日は、飛田さん厳選のアルコールかノンアルコールのペアリングをお選びいただけます。料理、お酒、人のすべてが一期一会の未体験の和食で、素敵な夜をお楽しみください!
他では手に入れられない、
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