人類最古の繊維といわれるリネン(亜麻)。古代エジプトではミイラを巻く包帯や神官の衣装として使われていました。中世ヨーロッパになると、洋服や寝具、女性のランジェリーなど、王族や貴族が使う布として重宝されるようになります。日本では、通気性が良くシャリシャリとした肌触りをイメージする方が多いと思いますが、これはヘンプ(大麻)やラミー(苧麻)といった、同じ麻でもリネンとは異なる品種が使われてきたから。本物のリネンは、シルクよりもはるかに高級で「月光で織られた生地」と呼ばれるほど、繊細で極上の肌触りを持つ生地なのです。今回ご紹介するのは、市販の最高級ランクを超えた品質。ヨーロッパの限られた地域でしか生産していない秘蔵の糸を、本場イタリアの職人が丁寧に織ったものです。日本でこの生地に出会えるのは、奇跡といっても過言ではありません。
日本でその極上のリネンを取り扱っているのが、デザイナーの笹木美保子さん。国内の有名ホテルのベッドリネンやテーブルクロスなど、ファブリック関連の企画やデザインを数多く手掛けてきました。その極上リネンに出会い、繊細な肌をもつ日本人にも触れてほしいという想いから「GRAND FOND BLANC」を立ち上げます。グラン フォン ブランの生地は、世界中を奔走し、現地の生産者や職人のもとに何度も足を運んだ彼女だからこそ手に入れることができるもの。肌に触れた時の心地よさがわかるよう、体にいいことがわかるよう、アイテムはルームウェアやベッドリネンなど、直接肌に触れるものに特化。そのため、縫い目や布の始末が肌に不快感を与えないよう、細部にまでこだわり尽くしたデザインや縫製の技は、芸術品の美しさです。
リネンの優れている点は、心地よい肌触りだけではありません。リネンは機能性が非常に高い繊維で、暑い時は熱を発散し、寒くなると繊維に含まれる空気が体温で温まるので、保温効果も優れています。吸湿性も高いので、汗をかいても乾きが早く、さらりとした肌触りを維持できます。リネンカバーの布団で寝ると、適温が保たれ、かつ蒸れないので、心地よく眠りにつけるのです。グラン フォン ブランには、睡眠はもちろん、自宅時間を充実させるアイテムもたくさん。自宅時間の質を上げることは、仕事や日常生活のパフォーマンスを上げることにつながります。これまでグラン フォン ブランを体験できるサロン会を2回実施しました。毎回、全員、秘蔵リネンのシーツとカバーとピローのベッドに寝た瞬間、感動の声を上げます。「こんなに気持ちいいベッドがあるなんて!」。間もなくじめじめした梅雨と寝苦しい夏がやってきます。快適な家時間と睡眠はぜひともほしいところ。それを叶えるリネンに触れて、着て、寝て、極上の世界を体験してください。
他では手に入れられない、
会員のためだけに仕立てられたプログラムをご提供します。
※コア会員は招待制となっております。入会にはコア会員からの招待コードが必要です。
シルクみたいってウェブに書かれてたけど、本当かな?と思って来てみたら、本当にシルクみたいだった。麻だなんて信じられない!