経営者から冒険家まで、さまざまな世界で活躍する方から仕事の本音や業界の裏話が聞けると大好評の「リーダーズサロン」。久しぶりにご登壇いただくのは、政府機関や企業のリアル&サイバー空間におけるリスク回避を支援するレジリエンスジャパンの副社長をはじめ、コグニティブリサーチラボ株式会社では執行役員としてサイバー防衛担当を、カーネギーメロン大学のサイバーパートナーリエゾンを務めるなどなど、4つの企業で活躍している韮原祐介さんです。韮原さんは、サイバー脅威に対応できるシステム開発の手法について情報交換を行う、世界的なコミュニティ・イベント「DevSecOps Days」の日本の主催者でもあります。そして、アメリカ国防総省にも太いつながりを持つセキュリティ(=安全保障)のプロフェッショナルです。過去2回、サイバーセキュリティの基礎や、戦争における情報戦の大切さなど、彼にしか知り得ないエピソードや、普通では聞けないウラ事情を教えていただきました。さて、今回の3回目は……。
数年前に話題になった仮想通貨にNFTアートやメタバース、そして去年はChatGPT。すさまじい勢いで進化し続けているデジタルの世界。異次元のスピードで世の中の価値が変わるかのような過熱報道が終われば、今やあまりニュースにもならない。でも実は、世界では加速度的に進んでいて、日本だけがぼやっとしてるだけなのか? 当日、韮原さんに見えている「現在地」を話していただく予定です。さらに、前回と今回の間に起きた大きなトピックといえば、イスラエルとハマスの紛争。紛争はどうやって始まって、どうやって終わるのか? 正義や人道的観点ではなく、ビジネス面と当事者以外の思惑に焦点を当ててお話ししていただきます。韮原さん曰く「セキュリティを“安全保障”と訳すことがよくあり、デジタルの世界だけのセキュリティではなく、安全保障の枠組みの中で考えないと意味がない時代になっています」とも。実は韮原さん、昨年はずいぶんと大臣含む政治家に呼び出され、いろいろと提言したそう。その辺りのエピソードも交えてお話しいただくことになりました!
“安全保障”と聞くと、なんだか国家間の話と捉えがちですが、韮原さんにかかれば「国家間の活動は直接的にも間接的にも個人の生活や未来に影響します」。そして、国家が相手にしている海外の国の中に、当然、問題を抱えている国、わかりやすい例ではロシア、中国、イスラエルが含まれます。他には中東もアフリカも南米も世界にはそんな国がたくさん。韮原さん曰く「紛争の分析をしている人は世の中にたくさんいますが、あまり意味がないかもしれません」。というのも、プーチンが、ネタニヤフが、習近平が最後どう判断するか、が肝心で……と。そして、ウクライナの戦争は実質的にはもうとっくに終わっています、と。「リーダーズサロン」はいつも2部構成。今回も前半40分ぐらいはスピーカーにダイジェストをお話ししていただきます。そして、後半1時間程度は言いたいこと、聞きたいことをざっくばらんにスピーカーと参加者で語り合います。帰る頃にはとんでもない情報ツウになっていること間違いなし!
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