
経営者から冒険家まで、さまざまな世界で活躍する方から仕事の本音や業界の裏話が聞けると大好評の「リーダーズサロン」。今回ご登壇いただくのは、政府機関や企業のリアル&サイバー空間におけるリスク回避を支援するレジリエンスジャパンの副社長、韮原祐介さんです。韮原さんは、サイバー脅威に対応できるシステム開発の手法について情報交換を行う、世界的なコミュニティ・イベント「DevSecOps Days」の日本の主催者でもあります。そして、経済産業省やアメリカ国防総省にも太いつながりを持つセキュリティ(=安全保障)のプロフェッショナルです。昨年は「サイバーセキュリティって何?」という初心者向けに、身近なスマホから国家防衛まで、彼しか知り得ないエピソードを交えてわかりやすくおもしろく話していただきました。あれから1年半、ウクライナ侵攻で予想もしなかった顕在的、潜在的な私たちの生活への影響も、セキュリティの角度から見れば……。そしてこれから、世界は、日本はどうなるのか? 普通では聞けないウラ事情や、ここだけの話が満載のサロン会です!
仮想通貨にNFTアートなど、すさまじい勢いで進化し続けているデジタルの世界。今、最も世間を賑わせているのはChatGPT。異次元のスピードで世の中の価値を変えようとしているように見えますが……当日、韮原さんに見えている「すごさと限界」を話していただく予定です。さらに、私たちには一見、サイバーセキュリティとは関係なく思えてしまう、地政学とこれからのリーダーシップへと話は広がっていきます。韮原さん曰く「現在の日本と500年前のフィレンツェの置かれた地政学的な危機には共通点があるんです。そして、セキュリティを“安全保障”と訳すことがよくあり、デジタルの世界だけのセキュリティではなく、安全保障の枠組みの中で考えないと意味がない時代になっています」とも。実は韮原さん、昨年はずいぶんと大臣含む政治家に呼び出され、いろいろと提言したそう。その辺りのエピソードも交えてお話いただくことになりました!
“安全保障”と聞くと、なんだか国の話と捉えがちですが、韮原さんにかかれば「普通の企業にも置き換えることができる」というのです。例えば報道されてはいませんが、ロシアや中国から撤退した日本企業はたくさんありますが、その撤退経緯はさまざまで、国やフィクサーが良きにつけ悪しきにつけ関わっている痕跡があるとか。さらに「これからは今の経営者では判断できないような事態が今後、たくさん出てきますよ」とも。企業の活動は直接的にも間接的にも個人の生活や未来に影響します。1年半前の会で話していただいたのは、サイバー関連従事者が55,000人以上もいるアメリカ軍に対する自衛隊のその人数の少なさだったり、国会議員がGoogleスケジュールやLINEを使っていたりするという日本の脆弱さでした。あれから1年で加速度的に変わった状況を知りつつ、ざっくばらんに語り合える貴重な機会です。
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