教養という知的冒険

見て、触れて、握って、食べて

江戸前鮨の奥義を知る宴

#文化 #職人 コア会員

ストーリー

#01

江戸前鮨にまつわる
ここにしかない体験

鮨好きに限らず、日本人なら「100年以上の歴史を持つ江戸前鮨の四代目が握る旨い店がある」と聞けば、誰しも興味をそそられるもの。というわけで今回は、たとえ日本人であってもめったに経験できないであろう特別企画をご紹介します! 鮨教室といっても、食事とレクチャーだけにあらず。築80年の趣ある日本家屋の特別個室で、鮨カウンターに立ち、実際に店で使われているプロが使う包丁と樹齢数百年の総檜のまな板を使ってネタを切り、鮨を握っていただきます! さらには、同じネタでも扱い方によって味がまったく異なる食材の食べ比べも。例えば、鮪は部位によって切り方が変わり、切り方によっても味が変わるそう。そして、ソムリエ資格を持つ四代目が選んだ鮨と日本酒・ワインのマッチングも愉しみつつ、おまかせのスペシャルコースをいただくという趣向。なんとも贅沢でエキサイティングなイベントです!

#02

海外経験から着想した
忘れられない鮨教室

さて、舞台となる「松乃鮨」は創業明治43年。当時、料亭や置屋が軒を連ねた花街で賑わっていた大森海岸にあります。中庭を挟んだ母屋には今も、三味線の音色に合わせて舞う芸者たちを呼べる座敷も設え、古き良き料亭時代の風情が残る佇まい。都会の喧騒からちょっと離れた、知る人ぞ知る名店です。レクチャーしていただく手塚良則さんは、松乃鮨の若き四代目。店の継承に留まらない発想と先見の明に富んだ人で、大学卒業後は海外文化とホスピタリティを学ぶために旅行会社に籍を置いて欧米に4年間駐在。豪華客船のクルーズやヨーロッパのワイナリー巡りなど、海外VIP向けのプロガイドも務めたという経歴の持ち主です。松乃鮨で握る傍ら、日本で開催されるサミットなど国際会議の食事会で各国要人を前に鮨を説明しながら握ることもしばしば。また、コロナの前までは、海外セレブや王族のプライベートパーティのために海外出張し、実演。日本が誇る鮨文化、おもてなしの神髄を世界へ正しく発信すべく精力的に活動していました。

#03

本物の鮨のあり様は
究極のカスタムフード

当日、まず目にするのは、鮪の大きな柵を切りわけるデモンストレーション。青森県・大間の鮪漁船に年に1度は乗り、鮪を知り尽くした手塚さんによる部位の解説と嬉しい試食。他の魚も種類の説明だけではなく、産地や漁法、締め方や保存方法による味の違いを実際に食べ比べします。鮨に欠かせない山葵も、根元と先の辛さの違いをぜひ、自分の舌で確かめてみてください。鮨職人は客の様子や会話から好みを探り、満足できるよう細やかな心配りをすることに誇りを持っているのだとか。例えば、「イカ」と注文されてもそれまで食べたネタからどんなイカが好きかを想像しておすすめし、歯の具合が悪い人には包丁の切り目を増やして柔らかくしたりするのだそう。四代目いわく、鮨は究極のカスタムフード。老舗が培ってきた和のおもてなしの神髄は、実に奥深いのです。決してお手頃とはいえない企画ですが、本物に触れ、体感する鮮明な記憶は一生忘れることはないでしょう。さあ、知らなかった江戸前鮨の扉を開けましょう!

PRODUCT

一生の想い出に残る江戸前鮨の世界2021年11月

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