
四季折々の味を楽しみながら、和食の奥深さに皆さんが驚きの声をあげる「乃木坂 しん」の夕食会。毎回、完売御礼で、エピキュリアンの定番イベントになっています。大将の石田伸二さんは、有名な徳島の料亭や銀座の星付き和食店の料理を任されたキャリアの持ち主。素材そのものの持ち味をかけ合わせた独創的な料理は、美食家たちからも高く評価されているんです。春、生命の息吹を感じる「山菜」を食べることは、冬の毒素をデトックスすること。昔から日本人が季節ごとに食べてきたものには意味がある。それを石田さん独自の「今まで食べてきたどの料理でもない!」と感じられる仕立てで提供。いったいどんな「驚き」が待っているのか? そして、この時期ならではの筍は必食。筍は最高級と名高い「白子の筍」。生産者が「この人なら」と納得した料理人にしか提供しない、筍の概念を覆す逸品です。既成概念にとらわれずに、期待を軽々と超えてくるのが「乃木坂 しん」。エピキュリアン会員だけの別コースで未体験の味を堪能してください。
例えば1年前の冬の宴では、軽くヅケにした寒ブリの薄切りと桶に入った寿司飯のようなものが出てきたのですが……なんと、海老芋を寿司飯がわりにしたブリの握りが出たのです。酸味を効かせて炊いた海老芋と寒ブリの脂が口の中でとんでもないことに! こんなふうに「乃木坂 しん」の真骨頂は極力、調味料を使わない料理。だから、1コースで10皿出ても「舌が疲れない」と食通の間でも評判です。探究の果てに見つけ出した食材の組み合わせは独創的で、例えばお造りも醤油が添えられません。年々、気候変動の影響で食材の旬のズレや仕入れの難しさが増しています。でも、そこはエピキュリアン特別会。やはり、誰でも仕入れられるわけではない、幻の白子の筍や、大将自ら山で採る山菜はなんとしてもご用意したいところです。さらに、乃木坂しんでも出すのは珍しい猪や鹿を大将ならではの調理法で皆さんのためだけにお出しします! 「こんな食べ方は初めて!」「何の出汁を使っているの?」「 どう調理しているの?」などなど、次々に石田さんに質問が飛ぶのもこの会のいつもの光景。謎解きを楽しむように、ぜひ、じっくりと味わってみてください。
日本酒だけではなく、シャンパーニュやワイン、はたまたシェリーやリキュールとお酒のバリエーションが豊富なのも「乃木坂 しん」の大きな魅力。ソムリエ兼利き酒師の飛田泰秀さんと店主の石田さんは、勤めていた銀座の星付き和食店のパリ進出で、その評判を築き上げた同志。当時から、食への理想やビジョンを共有し合い、2016年に共同で「乃木坂 しん」を立ち上げたそうです。そして、飛田さんは日本料理店のソムリエながら、名だたる仏料理店のソムリエを抑えて「ゴ・エ・ミヨ ジャポン2022」で日本一のソムリエに選出されました。その腕は、これまで訪れた皆さんが口を揃えて「面白い組み合わせだった!」「他の店では体験できないよね!」と絶賛。ノンアルコールの方にも楽しんでいただける飲み物がいくつも出てきます。前回の宴でも「写真は撮影してもいいけどSNSアップ禁止で」というボトルが数本。さて今回は……当日までお楽しみに!
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