
その味の奥深さに皆さんが驚きの声をあげる「乃木坂 しん」の夕食会。毎回、完売御礼で、エピキュリアンの定番イベントになっていましたが……。今年の夏、大改装に踏み切り数カ月お休み。9月に新装開店の運びとなり、エピキュリアンは秋の味覚が出揃う10月を待って、特別の宴を企画。新しい店内の設えに感嘆し、店がお休みしていたからできた、数々のインプットを経て磨きをかけた大将の石田伸二さんの腕に、またまた感嘆する宴になりました。その石田さんは、有名な徳島の料亭や銀座の星付き和食店の料理長のキャリアを持ちながら、その手腕はかなり独創的。素材そのものの味をかけ合わせて新しい味に仕上げた料理は、美食家たちからも高く評価されています。エピキュリアンの会では、昔から日本人が季節ごとに食べてきた料理を石田さんの発想で再構築し、食べ手が「今まで食べてきたどの料理とも違う!」と感じるものを提供していただいています。そして、季節は冬。味覚の王様が出揃う季節に、進化した石田さんの腕で、今回も皆さんをお待ちしています!
「乃木坂 しん」の料理の名前や見た目は他と変わりません。でも、ひと口食べると「何これ!」と皆さん、声をあげてしまうんです。そんな石田さんの料理の奥にある哲学は「極力、調味料を使わない」こと。開催日はまさに、冬の味覚、つまり1年で食材が最も豊富な時期。濃厚なフグの白子やクエ、日本海の各地の蟹、牡蠣や寒ブリとスター選手が勢揃い。それらを生で、お椀にして、焼いて、揚げて、といった、どんな料理人でも使うごく普通の調理法で料理します。だけど、石田さんならではの火加減と食材の組み合わせで、「この料理のこんな食べ方は初めて!」と驚くことになるんです。そして、今回、開催日程を1月にしたわけは、キジの料理を出せるから。石田さんのスペシャリテ、キジのお椀ともう1品、スペシャルなひと皿をご用意しています!
日本酒だけではなく、シャンパーニュやワイン、はたまたシェリーやリキュールとお酒のバリエーションが豊富なのも「乃木坂 しん」の大きな魅力。ソムリエ兼利き酒師の飛田泰秀さんと店主の石田さんは、勤めていた銀座の星付き和食店のパリ進出で、その評判を築き上げた同志。当時から、食への理想やビジョンを共有し合い、2016年に共同で「乃木坂 しん」を立ち上げたそうです。そして、飛田さんは日本料理店のソムリエながら、名だたる仏料理店のソムリエを抑えて「ゴ・エ・ミヨ ジャポン2022」で日本一のソムリエに選出されました。その腕は、これまで訪れた皆さんが口を揃えて「面白い組み合わせだった!」「他の店では体験できないよね!」と絶賛。ノンアルコールの方にも楽しんでいただける飲み物がいくつも出てきます。そして、今回は本当に特別なお酒をご用意しているとの情報が。当日までお楽しみに!
他では手に入れられない、
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