家庭に1本のみならず、料理用やドレッシング用など目的や味わいで数本揃えることもあるほど、今や日常に欠かせないオリーブオイル。選ぶポイントとして香りや味わいもありますが、一番大事なのはいかにフレッシュかということ。オリーブの実は、収穫と同時に酸化がどんどん進むので、オイルにするまでの工程がどれだけ速いかが重要なんです。オリーブオイルのフレッシュさは酸度で表しますが、エクストラバージンオリーブオイルと名乗れる基準は、国際基準では酸度0.8%、日本では2.0%以内。今回ご紹介するスペインのアルマサラ・デオルテガス社は栽培、収穫、搾油まで一貫したシングルエステートの農場のため、収穫した実は自社内の搾油所にすぐに運ばれ、わずか6時間以内にコールドプレスで搾油されます。そのため、なんと酸度は0.1%! 驚異の新鮮さを保っているんです。
なんと、デオルテガス社の畑は自然保護区内にあり、そこで実るオリーブは本当に希少。自然保護区の畑は、太陽が存分に当たるよう、通常より信じられないほど贅沢に広い間隔をあけて木が植えられています。さらに、自然環境への最大限の責任を負うことを使命とし、生産工程からでる残留物はすべて再利用しています。オリーブの搾りかすは有機肥料として農園内でエコロジー肥料として利用したり、種は工場の冷暖房の燃料にしたりと、完全利用し循環させることで環境にも配慮したオイル生産を行っています。
ワイン同様オリーブもさまざまな品種があり、味わいも異なります。その違いを楽しんでいただくために、今回は2種類のセットでお届けします。ハーブ、青いトマト、アーティチョークの香りを感じる生き生きとしたフレッシュな「Picual(ピクアル)」は、そのままパンにつけたりサラダにかけたり。熟したバナナやナッツの爽やかさの中にコクを感じる「Arbequina(アルベキーナ)」は、そのままでももちろん、クリーム系のお料理や卵料理、じゃがいも、煮込み料理に相性が良く、味わいに深みが出るのでおすすめです。どちらも酸度0.1%なので、悪玉コレステロールを減らす良質なオレイン酸も、身体の酸化防止効果があるポリフェノールも豊富。その品質の高さから、長年世界一に君臨し、突如閉店した「エル・ブジ」のアドリア兄弟とバルセロナで最も有名なシーフードレストラン「リアス・デ・ガリシア」オーナーのイグレシアス3兄弟が共同でオープンした「バル・チケッツ」でも採用されました。また国内でも、劇場型レストランとして予約が一年待ちの「セクレト」でも使用されています。世界のトップシェフも認めるアルマサラ・デオルテガス社のオイルはグルメな方へのプレゼントにもおすすめです。
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